東南アジア旅行に行く前のカップルに知ってほしい!たった一つのこと(2017年7月20日時点)

セブ島は、日本からも遠くなく人気の観光地です。

これから旅行へ行くのを検討している人も、たくさんいると思います。

ただ、旅行に行く前に妊娠希望のカップルや女性にお伝えしたいことがあります。

渡航前には気がつけなかった!東南アジアへの旅行のリスク

セブ島旅行は、楽しいことばかりでした。ただ、これから紹介することを事前に知っていたら、私はどんなに楽しくてもセブ島へは行かなかったと思います。

帰国時に入国審査へ向かう途中で気がついたこと

飛行機でフィリピンから羽田空港に到着後、入国審査へ向かう途中のことでした。ふとこんな注意書が目に入りました。

東南アジアの国で蚊に刺された方は、帰国後半年は妊娠を控えて下さい。

(※上記は、注意書きの正確な文章ではありません。)

それを読んで、すぐに現実を受け入れられず目をそらしてしまいました。私は蚊に刺されてしまっていたからです。

妊娠を希望しているカップルが旅行を控えるべき国があります(2017/7/20時点)

ジカウィルス感染症(ジカ熱)

厚生労働省「ジカウイルス感染症の流行地域」では、カテゴリー1とカテゴリー2の国への渡航について注意を呼びかけています。フィリピンはカテゴリー2に分類されています。(2017/7/20時点)

私たちは、渡航前にフィリピン旅行の注意点を調べましたが、このことには全く気がつくことができませんでした。

妊婦及び妊娠予定の人へ

東京都感染症情報センターは、妊婦及び妊娠予定の方へ可能な限り流行地への渡航を控えるよう警告しています。(2017/4/5時点) 

妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連があるとされているため、世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。我が国においても、外務省から感染症危険情報が出されており、特に妊娠中の方又は妊娠を予定している方は、流行国・地域への渡航・滞在を可能な限り控えることとされています。やむを得ず渡航する場合は、厳密な防蚊対策を講じることが必要です。

渡航中

流行地域では、長袖、長ズボンを着用して、蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように注意しましょう。また、症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨されています。
フィリピンは、デング熱の流行国ということは知っていたので、蚊対策は行っていました。結局刺されてしまいましたが・・・。

帰国後

性行為感染の予防については、流行地域から帰国した人は症状の有無にかかわらず、少なくとも6か月間、妊娠中のパートナーがいる場合は妊娠期間中、性行為を行う場合にコンドームを使用するか性行為を控えることが推奨されています。また、母体から胎児への感染リスクを考慮し、流行地域から帰国後の妊娠を予定しているカップルや女性は、帰国後6か月間、妊娠を控えることが推奨されています。

輸血による感染伝播を予防するため、同様に献血を自粛してください。症状の出ない感染者から感染伝播するかについてはわかっていないため、国内の蚊の活動期(概ね5月中旬~10月下旬頃)に流行地から帰国した場合は、症状の有無にかかわらず、蚊にさされないための対策を少なくとも2週間程度行うことが推奨されています。

流行地域(カテゴリー1と2)に渡航した人は、半年間は妊娠を控えることを推奨されているだけではなく、献血もできません!!
 
そして、性行為からも感染するので男性には関係ないということでもありません。
 
流行地域への旅行を検討中の妊娠希望のカップルや女性は、このことを知っておいてほしいと思います。

帰国後に私たちがとった行動

電話で問い合わせる

渡航前には全く気がつかなかったことだったので、本当に焦りに焦って2つの保健所に電話をかけて問い合わせました。返ってきた答えは以下のように少し異なりました。

  1. カテゴリー2の国へ渡航し蚊に刺されてしまっということは、少なくとも半年間は妊娠を控えてください。ただ、ジカウィルスを媒介する蚊は100mしか飛ぶことができず、フィリピンにいるすべての蚊がジカウィルスを持っているわけではないので、ジカウィルスに感染している可能性は極めて低いです。発熱や発疹の症状が出た場合のみ、専門機関を受診してください。症状がないまたは軽い場合は受診は不要です。また、2週間は虫除けスプレーを使ってください。
  2. カテゴリー2の国へ渡航し蚊に刺されてしまったようですが、1ヶ月妊娠を控えれば大丈夫です。蚊に刺されて妊娠を控えなければならないのなら、フィリピンの人は誰も妊娠できなくなってしまいます。でも、2週間は虫除けスプレーを使ってください。

妊娠を控える期間は1ヶ月で大丈夫という回答もあったのですが、私たちは半年間は妊娠を控えることにしました。

ジカ熱の検査

検査をすれば、感染したか分かるのでは?と思うかもしれませんが、症状が強くでなければ感染していても検査結果に反映されないのだそうです。。。

ちなみに、ジカ熱は感染していても症状が出るとは限らず、ほとんどの人が軽症だそうです。

とにかく虫除けスプレー、そして引きこもる

言われた通り、2週間は虫除けスプレーを小まめにかけ、家用の蚊よけスプレーも購入しました。蚊に刺された張本人の妻の茶は、主婦の特権を使い不要不急の外出を避け、引きこもりました。

2週間を過ぎた今でもスプレーはしています。

引きこもり期間は辛かったけれど、感染している可能性が0じゃない以上、関係ない幸せな妊婦さんを不安にさせないために必要なことなんだと思うと全然平気でした。

ブログに書く

渡航前の準備段階の時に、私たちはガイドブックだけではなくネットの情報にもかなり頼りました。それでも、セブ島旅行時のジカ熱感染の危険性については、知る由もありませんでした。

ジカ熱といえば、ブラジルで流行しているというニュースを聞いたことがありましたが、セブ島でも注意が必要だなんて、不勉強なだけなのかもしれませんが、考えもしませんでした。

私たちのように帰国後に衝撃的な事実を知って、悲しい思いをする人が一人でも減れば良いと思い、ブログに書くことにしました。

もちろん、私たちのように保健所に言われた通り妊娠を半年間控えるという考えの人ばかりではないと思います。大袈裟だな〜と思う人もいるでしょう。それも個人の判断として尊重されるべきです。

ただ、どちらにしても、旅行前にこの記事で紹介しているような内容を知っておくことは必要だと思います。

この記事を読んで不安に思った方は、是非ご自身でも調べてみてくださいね。この記事を書いたのは2017年8月なので、将来的には注意が必要な国も変わってくると思いますし。

厚生労働省「ジカウイルス感染症の流行地域」←最新情報はこちらをチェックしてください

半年について思うこと

実は、そろそろ赤ちゃんが欲しいなと思っている時期でした。それなのに、こういうことが起きてしまって、はじめはすごく悲しくて辛かったです。

だけど、この半年はもしかしたら神様がくれた準備期間なのかもしれないなと思うことにしました。今しかできないことは、他にもたくさんあります。

ただ、ジカ熱の流行が一日でも早くなくなることを願っています。

WHOのジカウイルスの国別分類(2017/7/20時点)

カテゴリー1の地域

<2015年以降初めて又は再び感染事例が報告され、現在も感染伝播が起きています>

アフリカ地域(AFRO)

アンゴラ カーボベルデ ギニアビサウ

アメリカ地域(AMRO/PAHO)

アンギラ アンティグア・バーブーダ アルゼンチン アルバ バハマ バルバドス ベリーズ ボリビア ボネール シントユースタティウス・サバ 英領バージン諸島 コロンビア コスタリカ キューバ キュラソー島 ドミニカ国 ドミニカ共和国 エクアドル エルサルバドル 仏領ギアナ グレナダ グアテマラ ガイアナ ホンジュラス ジャマイカ メキシコ モントセラト ニカラグア パナマ パラグアイ ペルー  プエルトリコ  セントクリストファー・ネーヴィス セントルシア セント・マーティン島 セントビンセント及びグレナディーン諸島 シント・マールテン スリナム トリニダード・トバゴ タークス・カイコス諸島 米国 米領バージン諸島 ベネズエラ

南東アジア地域(SEARO)

モルディブ

西太平洋地域(WPRO)

フィジー マーシャル諸島 ミクロネシア連邦 パラオ サモア シンガポール  ソロモン諸島 トンガ

カテゴリー2の地域

<2015年以前にウイルス伝播が確認又は2015年以降新たに感染事例が報告され、中断なく感染伝播が起きています>

アフリカ地域(AFRO)

ブルキナファソ ブルンジ カメルーン 中央アフリカ コートジボワール ガボン ナイジェリア セネガル ウガンダ

アメリカ地域(AMRO/PAHO)

ブラジル ハイチ

南東アジア地域(SEARO)

バングラデシュ インド インドネシア タイ 

西太平洋地域(WPRO)

カンボジア ラオス マレーシア パプアニューギニア フィリピン ベトナム

カテゴリー3の地域

<感染伝播は途絶えているが、将来感染伝播が起こる可能性があります>

アメリカ地域(AMRO/PAHO)

ケイマン諸島 グアドループ イースター島-チリ マルティニーク サン・バルテルミー島 

西太平洋地域(WPRO)

米領サモア クック諸島 仏領ポリネシア ニューカレドニア バヌアツ

カテゴリー4の地域

<ネッタイシマカの生息が確認されているが、これまでに感染事例の報告がない地域>

アフリカ地域(AFRO)

ベナン ボツワナ チャド コモロ コンゴ共和国 コンゴ民主共和国 赤道ギニア エリトリア エチオピア ガンビア ガーナ ギニア ケニア リベリア マダガスカル マラウイ マリ モーリシャス マヨット モザンビーク ナミビア ニジェール レユニオン ルワンダ サントメ・プリンシペ セーシェル シエラレオネ 南アフリカ 南スーダン トーゴ タンザニア ザンビア ジンバブエ

アメリカ地域(AMRO/PAHO)

ウルグアイ

東地中海地域(EMRO)

ジブチ エジプト オマーン パキスタン サウジアラビア ソマリア スーダン イエメン

ヨーロッパ地域(EURO)

ジョージア 葡領マデイラ自治地域 ロシア連邦 トルコ

南東アジア地域(SEARO)

ブータン ミャンマー ネパール スリランカ 東ティモール

西太平洋地域(WPRO)

オーストラリア ブルネイダルサラーム 中国 クリスマス諸島 グアム キリバス ナウル ニウエ 北マリアナ諸島 トケラウ ツバル ウォリス・フツナ

厚生労働省「ジカウイルス感染症の流行地域」(2017/7/20時点)より引用

 

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