海外で格安にインターネットを使いたい方必見!スイスでのプリペイドSIMの購入方法と使い方などを紹介します

こんにちは、ウーロン(夫)です。

海外旅行に行くことが決まったあなた!現在使っているスマホ(携帯)を海外にそのまま持って行って、今まで通りインターネットや通話をした場合、通信料が高額になってしまうことはご存知ですよね?

日本の通信業者(docomo、au、softbankなどのキャリア)と海外の通信業者が提携することで、日本のスマホ(携帯)を使いながらも海外でデータ通信ができることを「ローミング」と言います。海外でもそのままスマホ(携帯)を使用することはできますが、このローミングによって通信費(パケット代)が超高額になってしまうことがあるのです。

最近は海外定額プランも充実していますが(割高ですが)、海外で接続先に選択された通信会社が定額プラン対象の業者でなかった場合、定額プランに入っていても高額の通信費が請求されてしまうことがあります。Wifiルーターを日本でレンタルして持っていくという方法もありますが、一週間で一万円以上とレンタル料が割高です。

そういった意味で、現地でプリペイドSIMを購入するのが金銭的にも利便的にもオススメです。

SIMカードとプリペイドSIMの違い

SIMカード

SIMカードという言葉はたまに耳にしますが、実際のところ何を指すのかは分からないという方もい多いのではないでしょうか?SIMカードは、スマホ(携帯)が通話やデータ通信を行うのに必要なICカードです。購入した時からすでにスマホ(携帯)の中にセットされていて、それぞれにID番号があります。

会社で例えるならば、社員証といったところでしょうか?通常は、社員証(入館証)がなければ社員でも会社に入れませんよね?SIMカードも同じで、SIMカードがなければ端末(スマホや携帯)があっても通話やデータ通信ができません。

プリペイドSIM

プリペイドSIMも、スマホ(携帯)が通話やデータ通信を行うのに必要なICカードであることに変わりありません。しかし購入した時にはスマホ(携帯)にセットされていません。

SIMカードが社員証(社員証)なら、プリペイドSIMは来客者用の入館証にあたります。会社の場合これには料金がかからないと思いますが、プリペイドSIMは料金を支払って購入します。購入したプリペイドSIMをSIMフリー端末に挿すと、あらかじめ通信料の支払いがされている一定期間、SIMフリー端末を使って通話やデータ通信ができるようになり、Wifiルーターとしても使うことができるようになります。

プリペイドSIMの購入方法と使い方

準備するもの

前述のように、プリペイドSIMはSIMフリーの端末(スマホなどの携帯)が無いと使えません。普段からSIMロック解除済みのスマホを使っているのであれば問題ないですが、そうでない場合はSIMロックの解除を行うか、SIMフリーの端末を別途入手して持っていく必要があります。

SIMフリーの端末は少し値が張りますが、今後も海外に行く予定のある方は1個持っていて損はないと思います。

プリペイドSIM購入

プリペイドSIMは滞在先の国でしか購入できないので、ほとんどの空港にはSIMの販売店があります。僕たちはチューリッヒ国際空港内のSwisscomのお店で購入しました。スイスの通信会社はいくつかあるようですが、Swisscomが一番メジャーなようです。

購入の際パスポートの提示滞在先の記入を求められますので、ホテルの住所を準備しておくと良いです。

このプリペイドSIMを購入すると、スイス国内であればいくら使っても一日最大2CHF(約200円)でデータ通信ができます。僕たちは10泊の予定だったので、プラン名は忘れてしまいましたが20CHF(約2,000円)くらいのカードを購入しました。購入した時点で20CHF分の通信量がチャージされているので、すぐに使えます。

使い方

購入したプリペイドSIMをSIMフリー端末に挿してアクティベートすると、早速 Swisscom からメッセージが届きます。

メッセージはドイツ語なので少し戸惑いますが、記載されているURLをクリックするとCockpitというページが開きます。このページでは、残りのチャージ金額の確認や追加チャージなどを行うことができます。(英語表示に切り替え可)

僕たちは一台のSIMフリー端末にプリペイドSIMを挿して、テザリングで二人で同時に使っていました。1つのSIMカードを複数名で使用することができて、どんなに使っても一日最大2CHF(約200円)なので金銭的にも安心して使うことができます。チャージ金額を使い切った場合は、Cockpit からクレジット決済で最小10CHFから再チャージができます。

SIMフリー端末をWifiルーターとして使う場合は使用前に以下の設定が必要です。

  1. SIMフリー端末のテザリングを有効にする
  2. 普段使いのスマホ(携帯)のWifiをONにする
  3. 2の選択画面からテザリングをしている端末名(1)を選択する

注意点

スイス国内では一日最大2CHFと書きましたが例外があり、国外に出ると別途料金がチャージされるようです。

旅行中、2回ほど国境をまたいでフランス(シャモニー)とイタリア(ティラーノ)に行ったのですが、翌日 Cockpit で確認すると8CHFほど差し引かれていました。国境をまたいだ時にSwisscomからメッセージが届いていたので、おそらくそこで国外プランが適用されて料金がかかっていたのだと思います。

ちなみにシャモニーとティラーノでは何度かインターネットにアクセスを試みたのですが、まともに繋がりませんでした。短時間だけスイス国外に出るような場合は、データ通信をOFFにしておいて料金がかからないようにしておくのも手かもしれません。

まとめ

スイスでの移動手段は主に電車になるかと思いますが、インターネットに接続していると発車時刻や乗り継ぎ駅を簡単に調べることができます。海外で格安にインターネットを使用したいという方は、プリペイドSIMの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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